お墓の法的規制、知っていますか?
お墓について
2023年11月09日
人がなくなれば、お墓に埋葬しますが、
いつでもどこでも簡単に埋葬できると思いがちですが、
実は、亡くなった人を埋葬する場合には
いろんな法律が関わってきます。
お墓の法的規制については、以下のようなことが言えます。
お墓の法的規制は、「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」
という法律で定められています。
この法律は、お墓や埋葬に関する
基本的なルールや手続きを規定しています。
墓埋法によると、お墓や埋葬に関する主なルールは
以下の通りです。
- 埋葬や火葬は、例外を除き、死亡後24時間経ってからでないと行えません。
- 埋葬や火葬をするには、市町村長の許可証が必要となっており、
定められた場所又はみなし墓地でしか行うことができません。 - 埋葬や焼骨の埋蔵は、
都道府県知事から許可を受けた「墓地」以外でしかしてはなりません。
新しく墓地を作るときは、その墓地を中心として半径100m以内に住宅があれば、
その住宅に住んでいる住民の同意が必要になります。 - 改葬(既存のお墓から別のお墓に移すこと)をするには、
市町村長の許可証が必要となっており、定められた場所でしか行うことができません。 - 墓地や火葬場を経営しようとするものは、都道府県知事の許可を受けなければなりません。
- 墓地や火葬場の管理者は、埋葬や火葬の求めを受けたときは、
正当な理由がなければ拒否しなけれはなりません。 - 墓地や火葬場の管理者は、図面や帳簿や書類などを備えておかなければなりません。
お墓や埋葬は、一生のうちでもあまり経験するものではなく、
父母が元気な時はその役割は父母があたります。
自分がその役割になって、初めての経験となります。
その役に当たった時は、親類や知人などにまず問い合わせます。
しかし、経験的に作法等はわかっても、墓地埋葬法などは
あること自体知らない人が多いのが現状です。
石材店などに問い合わせ、間違いのないよう心がけましょう。
ご相談はこちら→https://www.nankosekiso.com/contact