初めて知る!?墓石と記念碑の違いについて
お墓
2023年11月29日
お墓の墓石と記念碑は、いつまでも永遠に残したいものですが、
その目的に最適なのが石材です。
墓石も記念碑も故人を弔うために建てられますが、
両者の違いはご存じでしょうか?
墓石と記念碑の違い
・目的
墓石→故人の遺骨を弔う
記念碑→故人の功績や業績を称える
・内容
墓石→納骨室、墓碑、付属品
記念碑→故人の名前や戒名、生没年月日、功績や業績を記した文字や彫刻
・設置場所
墓石→墓地
記念碑→墓地、公園、公共施設など
以上のように、墓石と記念碑は全くの別物だということがわかります。
それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
墓石とは
故人の遺骨を納める納骨室や、故人の戒名や生没年月日を記した墓碑、花立や香炉などの付属品からなるお墓の総称です。
・形
- 和形墓石
- 洋型墓石
- デザイン墓石
形についての詳しい説明はこちらをご覧ください。↓
・石材
- 花崗岩
日本で最もポピュラーで、耐久性や耐水性に優れます。 - 安山岩
耐久性に優れた石材で、吸水率が高く、メンテナンスが欠かせません。
・デザイン
- シンプルなデザイン
どんなお墓にも合わせやすく、長く愛用できます。 - 彫刻や装飾を施したデザイン
故人の個性や趣味を表現するのに最適です。
記念碑とは
故人の功績や業績を後世に伝えるために建てられています。
戦没者慰霊祭や、偉人や功労者の記念碑などが代表的です。
・種類
- 顕彰碑
故人の功績や業績を称えます。
偉人や功労者、スポーツ選手や文化人など、様々な人の顕彰碑が建てられています。 - 慰霊碑
戦没者や災害犠牲者などの鎮魂を祈ります。
戦争や災害で亡くなった人々の冥福を祈り、平和を願うために建てられています。 - 説明碑
歴史的・文化的な価値のある場所や事柄を説明します。
史跡や文化財、自然景勝地など、様々な場所に建てられています。
上記の他にも、歌碑や句碑、詩碑、出来事碑(自然災害、歴史的な出来事を風化させないための石碑)など様々な種類の記念碑があります。
墓石や記念碑は似ているようで実は違うということがわかると思います。
両方とも長年残されていくものであるため、建てる際には、石材のプロに相談してみるのがおすすめです。