新しい形の手元供養とは
人がなくなればご遺体は荼毘に付され、これまでの日常が一転します。
非日常を日常として受け入れざるを得ず、葛藤が生まれます。
そこで「哀しみの受け入れ方・忘れ方」として下記の3段階があります。
①哀しみを哀しみとして充分に受け入れる。
②哀しみと向き合う時間として喪に服す期間を設ける。
③喪が開ければ、少しでも早く通常の日常生活に戻る。
この様に生活の知恵が生まれました。
しかしながら反面亡くなった人をより身近に感じ
また生前の身体がなくなれば
少しでも早く日常に復帰できるとのメリットは否めないかもしれません。
これまでどうり共に生きていきたい思いにも絶ちがたいものがあります。
その様な思いを実現する形の一つとして
「手元供養」が生まれました。
手元供養で「キモ」になるのは
唯一無二のものとして残された遺骨です。
それが供養の対象となります。
従来の手元供養
①従来の手元供養ではペンダントや
ブレスレットの中に入れて身につける。
②ミニ仏壇で祀る。
③その他。
私の考える「手元供養」とは
①亡くなった人を従来と同様の思いで
家族として生活することです。
②現実的には「自宅における墓:遷墓」を
活用する日常生活です。
日常生活に組み込む方法で自分に合ったやり方の
手元供養を行うことです。
遷墓の具体的な形して
①置く場所としては「寝室」「出窓」や「ちょっとした棚」など
どこにでも好きな場所に置けます。
②デザインも正方形、円柱型、置時計型など
お好きなデザインに加工できます。
③もちろん故人が好きだった花、動物、
趣味の作品、文字、模様など彫りこむ事も可能です。
④自分に合った、故人が好きだった小物を
添えることもできます。
従来のように、供養とはこうあるべき
この様でなければならない
との考えに必要以上に縛られないことです。
供養の本質は「忘れることなく」
故人を偲んで祀ることにより
「見守られ」「勇気つけられ」「温かさ」を
感じる事にあると思います。
そんな家庭を作るべく現在のライフスタイルに合わせて
自らの生活空間を創る。
具体的方法として
「自宅に置ける小さなお墓遷墓」
(遷墓紹介ページはこちら)
の利用、活用はどうでしょうか。
温かで、活気あふれる「新たな日常生活」にしてみませんか。