「お仏壇」と「遷墓(室内のお墓)」の違い、わかりますか?
遷墓
2023年07月13日
お仏壇は、仏様を祀るもの。
お墓は、亡くなった人と先祖を祀るものです。
お仏壇
は、お寺の本堂を小さくしたものと言われ、
最上段中央に、信仰の対象物となる御本尊が祀られています。
位牌(いはい)は、亡くなった方が
仏の道に入ったしるしとなるもので、
「成仏する」ように祀ります。
文字どおり、『仏の世界観』が仏壇です。
お墓は、亡くなった方の御遺骨が埋葬され、
遺族が故人を想い、ご冥福を祈るための場所です。
最近では、従来のお墓とは違った、
個人向けのお墓も出しています。
それが、遷墓です。
遷墓は、核家族、少子化、高齢化など、
現代のライフスタイルの変化に合わせた
新しいタイプの室内墓です。
遷墓の利点として、次のようなものが挙げられます。
1.少しのスペースがあれば、どこにでもおける
2.家に置くため、墓参のための時間がいらない
3.草をとるなどの維持管理の手間が不要
4.費用が安い(従来型の平均の20分の1程度)
遷墓は、信頼し、支え合い、
かけがえのない家族の良さを大切にしています。
父母、祖父母、お子様などがなくなった際に、
形を変えて家族として室内に祀ります。
見守られ、元気づけられ、励まされる。
“いつまでも大切な家族” それが遷墓です。
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