「創」に込められた想い
昨年末の日本海新聞に、このような記事が掲載されました。
「鳥取市の久松山二の丸三階櫓で29日、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興の願いを込めた漢字のライトアップが始まった。…14回目の今年は、来年に向けた新たな挑戦や地方創生への期待を込めて『創』の文字を選んだ。」(12月30日の記事より抜粋)
「創」という漢字には「きずをつける」と「物事をはじめる。はじめてつくる」という二つの意味があります。
そして南口石創の社名にも、この漢字が用いられています。
原石から製品にするまでの工程でまず最初におこなわれるのは、石の切り出しです。
その昔、お城をつくる際には「矢」とよばれるくさびを使用して切り出していました。
まず目的のラインに合わせてノミでいくつもの穴を掘ります。
その穴にくさびの先端をさしこんで上から叩くと、石が割れるのです。
この過程を思い返すと「石創」は、
「取っ掛かりとなる『きず』をつけて『はじめる、つくる』」という意味にもとらえられます。
またこの漢字を聞いて、まっさきに「創造」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ひとを「原石」にたとえるように、石には無限の可能性があるといえます。
そしてお墓や建材、舗装、庭、神社など、私たちの身の回りの様々なところで使われています。
このような可能性を秘めた原石を、加工・施工しお客様のもとに届けるのが、私たちの役割です。
そこには石を活かし「創造」することで、お客様のお気持ちに応えたいという願いが込められています。
そして記事にもある「新たな挑戦」にも、南口石創は取り組んでいます。
弊社代表取締役の南口和秋が、認定終活カウンセラーとして昨年「とっとり終活ホットライン」を立ち上げました。
お墓・葬儀のことはもちろん、生前整理、相続など広くご相談をお受けしています。
昨年もセミナーを多数開催し、多くの方にご参加いただきました。
このような一歩先に踏み出す姿勢も、久松山二の「創」の字に込められた想いと共通しています。
今年の期待と希望、そして人々の願いを託された「創」。
その字を担う南口石創は、今年も皆さまのお気持ちに寄り添い、よりよい未来へ歩みを進めるためのお手伝いをさせていただきます。
大きなことも一歩から。
まずはお気軽にご相談くださいね。