大切なペットに、最後の贈り物を
2024年の調査によると、日本の家庭の約3割がペットを飼育しているといいます。
その割合はコロナ禍の影響もあり、若干増加しています。
最も飼育数が多いのは犬で、次いで猫が人気なようです。ほかにもウサギやハムスター、鳥などたくさんの動物が愛されています。
しかしそんなペットとの別れはいつか訪れてしまうものです。
犬や猫の寿命は平均10~15年ほどと言われています。
人間よりも小さな体の動物たちは、その成長が早い分、寿命も短くなってしまうのです。
しかしペットも大切な家族の一員。一緒に楽しい時間を過ごしてきた、かけがえのない命です。
その命の終わりが来てしまったら、と考えたことはありませんか。
お墓は、これまで共に人生を歩んできたペットへの最後の贈り物です。
お墓をおすすめする理由として、以下のようなことがあります。
①いつでも一緒にいられる
ペットのお墓は人のものと比べ、小さなものが多いです。
つまり身近な場所に置いておきやすく、飼い主さんが引っ越しをするときも、新しい土地へペットと一緒に行くことができます。
いつまでも飼い主さんの心の中で生き続けられることが、最大の特徴と言えるでしょう。
②ペットが好んでいた場所に建立できる
近年は墓地区画の一部にペットのお墓を建てる人も多いです。
さらにペットが気に入っていた場所、例えば庭などに建立することも可能です。
③デザインも自由度大
人のお墓と比べて先入観がなく、自由にデザインできます。
例えば平板に名前や生きていた期間を刻んだもの、写真を彫り込んだものが多いです。
また元気な姿を再現するため、ペットそのものを彫刻として作ることも、よく見られます。
まとめ
ペットと一緒に過ごした時間は、飼い主さんの心に残り続ける宝物です。
またお墓を目にするたびにペットのことを思い出し、癒されることで日々の励みにもなります。
これまでの感謝の気持ち、そして天国へのはなむけとして、お墓を考えてみてはいかがでしょうか。